きたむらさとしワークショップ

2014年11月14日(金)、きたむらさとしさんはロンドンのJapan Foundation で英国のファンのためにトーク・ショーをなさり、翌15日(土)にはかねてからICBAサポーターであったので、Cambridgeの「しらす文庫」で私たちのためにワークショップをなさって下さいました.当日は約60人(うち子ども約25人)が参加し、大盛況のうちに終わりました。

ワークショップでは、きたむらさん作の紙芝居をいくつか披露して下さり、紙芝居の題材にちなんだ工作、切り紙細工とイラストの実演。工作はロック・スターのライオンのライオネルが床屋さんでロック・スターらしい髪型を見つける話でした。

ライオネルが行くまではいつも暇だった床屋さんは、鏡を見て自分のポートレートを描き始め絵が上手になります。ライオネルにロックスターらしい髪型にして欲しいと頼まれても,床屋さんは今までやったことがないのでわかりません。だけど自分は絵が上手なので髪型の絵を描いてあげるから、その中から好きなのを選んだらいいと言いました.紙芝居ではライオネルの顔は変わらず、ヘヤースタイルが次々と変わって行く仕掛けになっています。工作では、皆がそれと同じように自分ににあう髪型を描くわけです。

シンプルなことですが、子ども達は大喜びで自分のヘアースタイルを描き、それを自分の顔に合わせ楽しんでいました。参加した中学生、高校生さえも、とても楽しそうでした。

運営委員が準備したスナックやケーキも大人気で、参加者はお弁当持参だったにも関わらず、ほとんど全てなくなりました。
                      
(ホルト桂子記)
Satoshi Kitamura and a little girl
Satoshi Kitamura Workshop
Satoshi Kitamura Workshop